H1タグを複数使うとSEOスパム
H1タグとはHTMLの論理構造において第一の見出しを指すタグです。
通常認識においてHn=見出しタグの活用はSEOにおいて重要度が高いですが、W3Cの指針と名称上の印象もあいまって正しく認識していない人も多いようです。
実験してみれば誰にでもわかります
この実験は誰でも簡単にできますので実際にやってみてはいかがでしょう。
やってみればわかりますが、同一ページにH1を10個書いても不正判定は受けません。
ついでに言えば、10個使ったところでこれといった順位変化もないわけで、このことからもH1の影響効果は良くも悪くも大して強くないことがわかります。
だけどH1は1ページに1個だけにしましょう
確かに同一ページにH1タグを複数書いても不正判定は受けませんが、HTMLの記述文法上そういう不自然なことはやめるべきです。
また、する必要もありません。
類似ガセ情報:H1を○○するとSEOスパム
いずれもSEOの先駆者に遅れをとって歯がゆい思いをしているW3C信奉者に多いようです。
以下は「スパム」を「検索エンジンから不正判定を受けること」としています。
H1を小さく表示させるとスパム
ありえません(笑)
これが事実であれば巷の商用サイトのほとんどは不正判定喰らってます。
H1を背景と同じ色にして見えなくするとスパム
これは微妙なところですが、おそらくありません。
「微妙」というのはFONTタグの色属性で前景色と背景色に同じコードを使った場合です。
しかし背景色と前景色を一致させる方法は他に幾らでもあります。
画面上における表示色差を機械判定することは可能ですが、「検索」という環境に要求される速度でそれを実現するのは不可能と思います。
H1をCSSの絶対配置で画面外に飛ばすとスパム
これも微妙なところですが、おそらくありません。
「微妙」というのは位置指定の値に「マイナス」を入れている場合です。
システム上でマイナスの識別子を判定材料にすることは物理的に可能。
但し、マイナスでなくプラス指定でも画面外に吹っ飛ばす方法がある以前に、マイナス値で吹っ飛ばしていながら普通に検索されるサイトは普通に存在しています。