リンクファーム(組織型相互リンク)
主には趣味サイトでよく行われる手法です。
小規模の組織をつくって相互リンクをしあうことで、リンクの環がファーム(=牧場)のように囲われることから命名されたようです。
リンク交換プログラム(トラフィックエクスチェンジ)はこの組織を作為的につくりだすサービスです。
被リンクの意味と効果を知らない方はこのページを読む前にこちら→被リンク・リンクポピュラリティ
NGな理由
リンクとは本来、コンテンツの中で参考情報を紹介することが目的であり、結果的に「一方通行」であり「一点集中」になるのが自然な姿です。
しかしリンクファームは、リンクを辿っていくと巡り巡って自分のサイトに戻ってきます。さらにリンク経路の全てのサイトが各々のサイトに循環します。
つまり、「良質な情報」でないにも関わらず被リンクによるプラス評価を得ているわけです。
こんなインチキを検索エンジンが許すはずがありません。
不正判定リスクは非常に高・商用サイトでは厳禁
リンクファームの識別は、意外と機械判定が容易です。(プログラミングに造詣がある方なら即席でフローチャート書けると思います)
というわけでもありませんが、リンクファームに参加すると高確率で不正判定を受けます。
付け加えれば、効果が高い(?)ものほどペナルティも強烈であり、一発で検索候補から削除されることも珍しくありません。
あまり効果がないものは評価点の大幅減点程度で収まります。つまり、リンクファームやってても順位が下がらないのは、安心ではなくプラス効果もないわけです。
組織の一部が不正判定を受けると参加者全員が不正判定を受けます
イモヅル式です。「ワタシは知らなかった」じゃとおりません。
リンクの一部を切ってあるから不正判定を受けない?
・・・という、「酩酊状態なら殺人しても罪にならないよ」的なことを平気で謳い文句にしてる業者さえおります。
そういうテロ的発想をする人がそれで得た情報(材料)をもとに何をやってるかを推して測るべきでしょう。