サイトマップ

サイトマップとはサイト構成、即ちページやリンク相関などを一覧にしたものです。

このページでは、サイト構成の下書き、もしくはサイト構成そのものをサイトマップとします。

ここで挙げるサイトマップはホームページ中に存在する「サイトマップページ」や、「グーグルウェブマスターツール」のことではないので間違えなきよう。

なぜサイトマップが重要か

ウェブデザイン面においてはコンテンツページの企画立案を視覚的に表現する手段ですが、検索エンジンにとってはサイト内リンクの相関を意味し、マップ=地図というよりは鉄道の路線図や会社の組織図に近いイメージです。

単体のSEO効果は無いに等しいほど低いですが、これによって以降に行える施策の範囲が決まります。

よって、SEO全般でみれば最も重要な作業といえます。

トップダウンではなくボトムアップ

サイトマップの図

コンテンツは1キーワードに対して1ページが基本です。

よって本質的に正しいウェブ制作の手順は…

  1. サイト全体として必要なことをピックアップ
  2. 羅列したことを1点1ページでラフ原稿化
  3. 原稿化したものを分野(カテゴリ)毎に整理
  4. 整理したものを優先序列化
  5. 整理した際に足らない原稿を追加作成
  6. 分野毎に表題のページ(カテゴリトップページ)を作成
  7. 全ての内容を並べて視覚化(サイトマップ完成)
  8. レイアウトデザイン作成開始

デザインの着手時点でコンテンツの内容は殆ど完成しているといえます。

逆に言えば、コンテンツの内容が完成しない限りデザインには着手できないのが本来です。

プロの現場より

サイトマップは掲載するコンテンツの内容や掲載方法によって決めるため、通常のホームページ制作ではお客さん主導で決めます(決められてしまいます)。しかし出揃った要望が組織図や路線図になっていないとSEO効果は激減します。

よって商業制作におけるSEOはクライアントの理解がとても重要になってきます

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SEO的に好ましくないサイトマップ

SEOに関する質疑に挙がっているサイトを見ると、概してサイトマップの組み方が雑です。

好ましくないサイトマップの例をもとに作成のポイントを掴んでください。

オールフラットな構成

フラット型とはウェブデザイン用語のひとつですが、全てのコンテンツが等価でカテゴリ分けされていない状態になっているものを指します。

わかりやすいですが検索性は皆無です

構造がシンプルゆえに制作に手間がかかりませんが、SEOは手間の度合いが効果に直結する施策です。

フラット型は手間をかける余地そのものがないため、SEOには向いていないのです。

コンテンツが重複してしまう

これはページの原稿精査が甘いというよりは、ページタイトル(ページテーマ)、つまり分野分類が精査されていないことによります。

多階層化は必要ですが重複はNGです

1キー1ページを追求すると、どうしてもサイト規模は大きくなります。しかし無駄に規模が大きいと導線が複雑になってしまい、結果的にユーザーにとって不親切なサイトになってしまいます。

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実践テクニック

1、ホームページで「得たい利益」を明確に決める

利益とは要するに「ホームページをつくる目的」です。

でも、「集客したい」とか「売りたい」というような漠然としたものはダメです。

というのは、SEOは他社と競争になる営業計画なのですから、そこに時間とお金の考えが含まれていないとほぼ間違いなく失敗します。

つまり、「一定期間で、特定傾向のユーザーを、何人集め、そのうちの何%を成果に誘導する」という具体的な目標が要ります。

何故にサイトマップの実践に営業的な目標が要るのかというと、その目標によって施策の方向性や度合いが大きく違うからであり、施策の方向性はサイトマップの組み方に関係してくるからです。

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2、目標を満たすために必要になるコンテンツの内容(概要)を箇条書きで書き出す

ページではなく内容で決めます。類似重複が発生するのは自然ですし、この段階ではまとまっている必要はありません。

但し、漏れなく抽出する必要があります。(コレとコレは同じページで、というのは無しです)

慣れてる人はこの段階でメインキーワードを設定してもOKですが、慣れてなければもう少し後でやります。

なお、アナタがやりたいことはこの段階では抽出する必要はありません。あくまでStep1で決めた「目標」を満たすために必要なことに絞ります。

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3、書き出した内容を分野毎に整理する

どのようなテーマで分けるかは自由です。

但し、次のようなことが発生するのは「テーマ」の付け方が正しくないか、Step2の作業に不足不備があるといえます。

このような問題が発生した場合は、テーマを見直すかStep2に戻ってやり直しです。

  • 分類した結果、「複数」にならない分野がある。
  • 分類の数が多すぎる (サイト内容にもよるが通常は3~7程度)
  • 分類できない(バラバラになる あるいは2つ以下になる)
  • 分類すべきでない内容が分類されてしまう
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4、分野毎に「カテゴリトップページ」をつくる

これが分野毎の概要説明と目次になります。

同時に、Step2で抽出した内容はここでつくるカテゴリトップの「子ページ」となります。

ちなみに今ご覧になっているこのページは、「SEOテクニック(技術紹介)」というカテゴリの子ページです。

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5、出来上がったページに「題目=ページタイトル」をつける

大雑把なページタイトルはStep2の段階でついているはずですが、ここで改めてタイトルを見直します。

つまり、「Step4で決めたカテゴリ名+Step5で決めるページタイトル」を連続発声して意味が通っていればOKです。

不適切なタイトルをつけるとページ内リンクやキーワード施策を行う際に不都合が発生するため、必ずこの段階で解決しておきましょう。

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6、ページのメインキーを確認する

Step4でつくったカテゴリトップ以外のページについて、最重要となるキーワードを設定します。

しかしこの段階では自ずと決まっているはずなので、つまりここでは次の作業を行います。

  • 同一カテゴリ内でキーワードが重複しているページの有無(あれば統合する)
  • 欲しかったキーワードがなかった・・・(ページを追加する)
  • 異なるカテゴリでキーワードの重複(一方を削除。削除で矛盾や不足が生じるならStep3からやり直し。放置するとユーザビリティとメンテナンス性が悪化する)
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7、その他「やりたいこと」を適切なカテゴリに追加

Step2で保留した内容を適切なカテゴリに追加します。

但し、適切なコンテンツ抽出とテーマ分けをしている限り、ここで追加することはないと思います。

8、サイトマップ完成!

図にするのが好きな人ならエクセルとか使って描いてみましょう。会社組織図みたくピラミッドになっていればOKです。

このサイトマップは、今後の作業では次のように使います。

  • ナビゲーション構成を決める(デザインにも関係します)
  • ディレクトリ構造(ファイル格納場所)を決める
  • ページの見出し構造や文脈を決める
  • ページの内容そのものをを決める

このあたりまで行き着くと、いかにサイトマップが大事かわかりますよね。

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